視察対応

としひさより

大分市議会の様々な取り組みを先進的として、年間多くの議会が視察に訪れてくれます。お土産をいただくこともあります。ほとんどの場合その土地ならではのお菓子です。

いただいたお菓子はすべて議会事務局の職員さんに食べてもらうようにしています。わたしが1回目の議会活性化推進会議 会長の時、「視察でいただいたお菓子は、いつもお世話になっているから事務局の職員さんでぜんぶ食べて」と、視察対応してくれた他の議員にことわって渡しました。最初は戸惑って「議員も食べて下さい」と言っていた職員さんも、4回5回と続けるうちに大分市議会の慣例となり、自然に受け取ってもらえるようになりました。

いただいたお菓子のお礼を視察対応の中で言う時、「いただいたお菓子は、感謝の気持ちを込めて職員さんにぜんぶ渡す」とは言わず、『職員さんに全部取り上げられてしまって議員の口には一口も入りません』と、いかにも悲しそうな顔で言います。一発で議員と職員さんの良好な関係を分かってもらえます。また、必ず笑いが取れます。

さらに、事前にお菓子を送ってもらっている時は、その日サポートしてくれる職員さんに必ず事前に試食してもらっています。そして、当日の自己紹介の中で食レポしてもらっています。食レポにわたしが一言コメントを入れます。ここでも笑いが取れます。

視察対応での笑いは、視察を活発な意見交換の場とする大事な要素の1つだと思っています。活発な意見交換は、「大分市議会を視察してよかった」という評価につながります。良い評価はさらに視察を呼んでくれます。

視察を受け入れること自体大分市議会の活性化につながりますが、視察の中での活発な意見交換は、なによりわたしを含め視察対応した議員と、サポートしてくれた職員さんのいい勉強になると思っています。大分市議会への視察を増やすことは、議会活性化推進会議 会長の大事な役目の1つだと思っています。

これからも受け入れた視察がきょうのように笑顔いっぱいの視察になるよう、一生懸命工夫を凝らしていきたいと思います。
(としひさ)

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