きょうはクリスマスです。わが家にはいつもと変わらない時間が流れています。子どもたちが小さかった時は一緒にクリスマス・ツリーを飾ったり、ケーキを食べたりしていました。「世間はクリスマスなんだね」が、昨日の妻との会話です。
わたしも妻もキリスト教に縁がないわけではありません。2人の母校青山学院大学は、アメリカの「メソジスト監督教会」という協会から日本に派遣された宣教師が創設者です。1年生、2年生は『キリスト教概論』という科目が必須科目でした。
キリスト教とは直接関係ないかもしれませんが、4年間いた大学の男子寮(常青寮)もそれなりに規則の厳しい寮でした。もともと地方出身者の「教育寮」として創られた寮だったそうです。入寮には面接試験がありました。入寮してからは門限などいくつかの寮則もありました。
門限は23時でした。遅れる場合は電話で23時までに届け出をすれば『門限遅刻』は許可されます。時々抜き打ちチェックがありました。届け出無しで門限に遅刻し、チェックされた時は1週間のトイレ掃除が待っていました。わたしも2回くらいトイレ掃除をしました。
2年生から3年生になる入寮契約更新の時、半数くらいの同級生が寮から出て自由な下宿生活を始めたように記憶しています。わたしは残りました。おかげで妻と出会えました。
2人とも3年生でした。大学側と男子寮・女子寮(スクーンメーカー寮*1)との予算会議の場が初めての出会いとなりました。
以来、きょうまで続いています。
(としひさ)
(*1)スクーンメーカー寮: 青山学院大学の前身として1874年、麻布に「女子小学校」を開校した宣教師 ドーラ・E・スクーンメーカーの名前から「スクーンメーカー寮」と名付けられました。