『認可外保育施設(*1)に通う第2子以降(0歳~2歳児)の保育料を助成する制度を令和6年4月から開始するための予算 1億9,656万円』が、3月議会(令和6年第1回定例会)に提案されてきました。正式な事業名は、『大分市にこにこ保育支援事業』です。
【対象児童】
・保育を必要とする事由(就労、妊娠・出産など*2)により、認可外保育施設を利用している。
・戸籍上の第2子以降で、年度の初日(4月1日)に3歳になっていない。
(年度の途中で3歳になった場合でも、年度末まで補助の対象になります)
・大分市に住民票がある。
【対象経費】
各施設に支払った保育料・給食費(入園料、文具や教材費等は除かれます)
【上限】
35,000円/月
認可施設への補助は令和元年度からすでに始まっています。認可外施設について、令和6年度から上限額を除いて認可施設に合わせた形になりました。
今回提案されてきた予算について、認可外施設、認可施設ともにその成果や妥当性等を審議しなければなりません。厚生常任委員会での審査結果を受け、議会最終日(3月25日)議員全員で判断します。
(としひさ)
(*1)認可外保育施設: 保育を目的とする施設で、都道府県や中核市等から児童福祉法上の認可を受けていない施設(ベビーシッターを含む)。
認可外保育施設によっては、スポーツや語学等の特色ある保育を実施しているところや、夜間も開所するなど、働き手のニーズに合わせた柔軟な受け入れを実施している施設もある。
(*2)保育を必要とする事由: 1.就労 2. 妊娠・出産 3.疾病・障がい 4.同居親族の看護・介護等 5.災害復旧 6.求職活動等 7.就学 8.虐待やDV避難