『 第48回 鶴崎芸能文化祭 』が開催されました。主催は、鶴崎地区の鶴崎芸能文化協会です。
協会に属する個人や団体の皆さんが、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、素晴らしい舞台を繰り広げていました。協会の会長さんのお言葉をお借りすれば、「 協会として、これからも格調高い芸を目指し精進して参る所存 」とのことでした。
協会の会長さんは、わたしも会員の『 淡窓伝光霊流 鶴崎詩道会(*1) 』の会長さんです。詩道会の皆さんも舞台に立ちましたが、この芸能祭の舞台では下手な芸は見せられません。舞台に立ったのは先生と呼ばれる指導者の皆さんたちだけです。わたしがこの芸能祭の舞台に立てるのは、早くて30年後だと思います。
きょうは来賓としてお招きいただきました。来賓あいさつがありました。あいさつは、いつも通り短くまとめました。話し始めから終わりまで、おそらく15秒かかっていなかったと思います。「 それでは、ご出演される皆さまも、ご観覧の皆さまも、ゆっくりとお楽しみいただきますよう、わたしからもお願い申し上げ挨拶とさせていただきます。よろしくお願い致します 。」お辞儀の時、会場が少しどよめいたような気がしました。勝手にいいほうに解釈しました。
会場を出る時、主催する協会の方から「あいさつ、気を使って短くしてくれてありがとう」と礼を言われました。少しホッとしました。
『15秒でも、娘からは長いと言われるんだろうなぁ』(ブログR3.2.2)という思いが、一瞬、頭をよぎりました。
(としひさ)
(*1)過去に、『鶴崎詩道会』について触れたブログ
R3.2.28『伝統芸能の継承』R4.5.7『伝統・文化の継承』
R4.7.24『子どもさんのための詩吟体験会 開催』