『男女それぞれが快適に使用できる仮設トイレ(以下「快適トイレ」という)を、大分市発注の建設工事に導入します』という事業が大分市で始まります。
(1)目的
建設現場を男女共に働きやすい環境に整える。
(2)対象工事
令和6年6月1日以降に入札公告または指名執行通知を行う建設工事
(3)実施方法
受注者が快適トイレを設置した場合、割増費用分を設計変更で増額する。
(4)設計変更額の算出方法
①「51,000円/1基/月」と「(実際にかかった費用-従来品相当額)」を比較して安い方
②男女別で1基ずつ、1工事につき計2基まで対象
*「快適トイレ」の種類: ボックス型・車載型・ハウス型
「快適トイレ」は、国が平成28年から国の直轄工事において、大分県が今年4月からの県工事において導入しています。大分市も今年6月から導入することになりました。
導入による「手出し」の発生が気になり、担当部局に確認しました。
快適トイレ「ボックス型」の1ヵ月当たりのリース料(1基)は2~3万円、「車載型」(聞いた範囲では)4~7万円、「ハウス型」はかなりの額でした。
【快適トイレ「ボックス型」を、男女別に計2基リースした場合、1ヶ月当たりの手出しリース料・試算】
①設計変更上限 51,000円×2基=10万2千円
②(快適トイレ・ボックス型-従来品相当額)=(快適トイレ2~3万円-従来品約1万円)×2基=約2~4万円
➡②の方が安い=手出し0円
*民間発注の工事については厚生労働省の助成金(ブログR6.4.30)の活用をご検討ください。
【問い合わせ先】大分労働局 職業対策課 大分助成金センター(097-535-2100)
(としひさ)