大分七夕まつり

としひさより

今年も『大分七夕まつり』が開催されます。『大分七夕まつり』は毎年8月の第1金曜、土曜です。去年までは、第1日曜日まで七夕まつりでした。日曜日の夜、約6,000発の花火が暑い夏の夜空を彩っていました。

今年から花火が8月末に移動しました。理由を担当部長に聞いてみました。実行委員会の中で「夏の名残(なごり)を惜しむようなイベントが欲しい」といった意見が出たそうです。

今年は8月31日(土)19:30~打ち上げ開始予定です。場所は去年と同じ弁天大橋の上流です。「多くの協賛をいただいたお陰で、7,000発打ち上げることができる」とのことでした。来年も8月31日にするか、8月の最終日曜日にするか等、まだ決まっていないそうです。

●2024年8月2日(金) 1日目の夜のイベント
府内戦紙(ふない ぱっちん)18:50~21:00頃運行終了
●8月3日(土) 2日目の夜のイベント
おおいたチキリンばやし 市民総踊り19:00~20:30

『府内戦紙』と『おおいたチキリンばやし』について、ブログR3.6.19には次のように書いていました。

府内戦紙(ふないぱっちん)
武者や竜などをかたどった20基以上の山車(だし)と踊り隊が、歩行者天国となった大分市の目抜き通りである中央通りを練り歩きます。かなりの迫力です。
府内戦紙(ふないぱっちん)の名前の由来は、1985年までさかのぼります。この年、大分商工会議所青年部により作られた1基の山車(だし)が、『大分七夕祭りの市民みこし』に登場しました。この山車(だし)を見た当時の佐藤益美市長が、「子どものころ遊んだ『ぱっちん(めんこ)』の絵柄のようだ」と評されたことから、『府内ぱっちん』と命名されました。
当時は、府内戦紙(ふないぱっちん)として独立したイベントではなく、市民みこしの一つとしての参加でした。3年後に新たに2団体の山車(だし)が加わり、その翌年には12基に増え、府内戦紙(ふないぱっちん)として独立した時間枠で実施されるようになりました。
ちなみに、山車(だし)とは『日本で祭礼の際に引いたり担いだりする出し物の総称。花や人形などで豪華な装飾が施されていることが多い』と辞書にありました。

チキリンばやし市民総踊り
チキリンばやしは、1970年に制作された大分市の新民謡です。大分市には(伝統的な)大きな祭りが無く、また、祭りの時に踊る独自の踊りや歌もありませんでした。そこで、大分市独自の歌・踊りを作ろうと、大分市民の作詞、作曲、振り付けの専門家等、十数名が制作に取りかかりました。まず、大分の方言を取り入れた歌詞が完成。ついで、大分に古くから伝わるチキリン(と表現される、雅楽で使われる鉦(かね)のメロディ)に乗せた曲ができ、振り付けが作られました。
制作された翌年には、歌手・都はるみさんによるレコードも発売されています。
踊り当日は、それぞれの団体ごとに揃いの衣装を着た約2,000人の踊り手が、メイン会場である中央通りにくり出します。私も過去20年のあいだ、激しい雨やコロナ過で中止になった年を除き、毎年参加しています。楽しいです。飛び入り参加もできます。

(としひさ)

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