春本番

としひさより

寺総代長を務めさせていただいているわが家の菩提寺・龍泉寺(大分市毛井461)で『花まつり』がありました。花まつりは、お釈迦様の誕生日を祝う行事です。一般的には4月8日に行われています。

お釈迦様は紀元前5世紀ごろの4月8日、現在のネパールのルンビ二の花園で生まれたと言われています。花まつりでは、色とりどりの花々で飾られた小さなお堂にお釈迦様のお像が飾られ、お像に甘茶(あまちゃ)をかけてお釈迦様の誕生日をお祝いするとともに子どもたちの健やかな成長を願います。『甘茶』は、ユキノシタ科アマチャの葉を蒸し・発酵・天日干しし、お湯を注いで煮出した文字通り甘いお茶です。花まつり・甘茶には、他界した祖母との小さい頃の懐かしい思い出がたくさんあります。

きょうは鶴崎の劔(けん)八幡宮の春季例大祭、通称「けんか祭り」もありました。360年の伝統あるお祭りで、掛け声勇ましく相手の山車に激突する様は、まさにけんか祭りと言われるゆえんです。わたしも議長当時一度だけ山車の上に乗せてもらったことがあります。軽く担がれただけで体が宙に浮き、振り落とされそうになりました。以来いくらおさそいをいただいても決して山車の上には乗らないようにしています。

気温も上昇、いよいよ春本番です。
(としひさ)

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