家の神棚に、榊(サカキ)をお供えしています。夏は、すぐに傷んでしまいます。きょう、入れ替えました。
ふと思いつき、『榊(サカキ)の語源』を、ネット検索してみました。語源については、いくつか説がありました。
(1)神と人間の境界にある木→→→堺の木
(2)常に葉が緑で栄える木→→→栄える木
等、の説がありました。そもそも、なぜ「サカキ」が、神社や家の神棚に供えられるのか?『日本神話で、神様のいる場所にサカキを立てた古事が元になっている』そうです。
以前、地元の神社で神事があった際、宮司さんが、「サカキがない時は、緑の葉がついている木であれば何でもいいよ」と言われたことがありました。今日見たネット記事にも、同じことが書かれていました。『古来、サカキが生育していない地域では、サカキの代用品でまかなわざるをえなかった。地方によっては、サカキは、ツバキであったり、クスであったり、さらにはスギである地方もあるようだ』と書いてありました。
時々、いいサカキが手に入らない時があります。宮司さんのお話を聞いてからは、『どうしようか』と悩まずに済むようになりました。ない時は、我が家の常緑樹の枝で代用させていただいています。きょうは、幸い、「そこそこの」サカキが手に入りました。
(としひさ)