5日前のブログに、『心より感謝申し上げます』と書きました。心は漢字で表記しました。漢字の心を使う時と、ひらがなを使う時を使い分けています。
30年以上前に読んだ松原泰道師の著書(*1)の中に、感情は「心」、その奥の不変のものが「こころ」という言葉が出てきました。それ以来、気持ち・感情などを表したい時は漢字の心を使っています。
当時、本を読みながら、もう1つ思ったことがあります。不変のこころを手に入れたいと思いました。
不変のこころとは、わたしなりに、本の中に出てきたかたよらないこころ・こだわらないこころ・とらわれないこころだと思いました。
いま「・・・」で、かたよった心になっていないか
いま「・・・」で、こだわる心になっていないか
いま「・・・」で、とらわれた心になっていないか
感情的になった時、心が波立った時、「・・・」の中に、その時々の自分の色んな波立つ感情を入れ、かたよらない・こだわらない・とらわれないこころを手に入れようとしてきました。努力が実った時もありました。時間が解決してくれるのを待つしかない時もありました。
不変のこころは、まだまだはるか遠くです。
(としひさ)
(*1)過去に、松原泰道師の著書にふれたブログ
R3.10.15『心に響く、とは』R3.7.4『仏教入門』
R3.1.8『挨拶運動の再開について』