事務事業評価

としひさより

きょうは、5つの分科会(総務、厚生、文教、建設、経済環境)に分かれ、令和2年度の決算審査を行いました。

決算審査の一環として、大分市議会では、『事務事業評価』という手法を取り入れています。
『事務事業評価』は、議会が、『市長から提案された予算案を審議する』だけでなく、議会が、『積極的に、予算編成の段階から関わっていくための手法』として取り入れました。
審査する年度(令和2年度)に行政が行った事務事業(*1)の内、選定した15事業について、議会として【拡充】【継続】【終期設定して終了】【休止・廃止】の4つのいずれかの判断を行います。
執行部は、来年度(令和4年度)の予算を編成する際、議会の判断を予算編成に反映させていく、というシステムです。平成24年度から始めました。

きょうの分科会での事務事業評価には、先日紹介したインターン生3人(ブログ9.14)に加え、市内の短大に通う学生さん4人が傍聴に来てくれました。これは、大分市議会が昨年度導入した『若年層に特化した議会モニター制度』に基づく受け入れで、今回が初めての受け入れとなります。もちろん7人とも、新型コロナウイルス感染症対策を万全にした上での傍聴でした。

次の12月議会でも、市内の別の大学の学生さんが、モニター制度を活用してくれることになっています。
議会終了後は、学生さんたちとの意見交換会も予定されています。大分市議会に対して、思いっきり厳しい『声』を聞かせてもらいたいと思います。
どんな『声』を聞かせてもらえるか、楽しみです。
(としひさ)

(*1)事務事業:市が行う行政活動。市が行う事務及び事業。

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