きょうは3月議会最終日でした。市長から提案された予算案等、すべて賛成多数で可決しました。これで、市長は、予算を使って市民サービスの提供ができます。
市民サービスの提供は、
1.まず、市長がサービスを行うための予算案等を提案し(予算提案権)、
2.議会が予算等を認めて(議決権)
3.初めて、市長が市民サービスを行えるようになります(執行権)。
ともに選挙でえらばれた市長と市議会議員の役割は、法律により明確に分けられています。市議会議員に与えられた役割の1つが「市長から提案されてきた予算案を審議すること」です。
しかし、限られた時間内に膨大な額の予算全てを1人で審査することは不可能です。合議体(*1)としての、組織としての活動が必要になります。自分が組織の一員でもあることを、日々の活動の中で忘れないようにしなければならないと思っています。
(としひさ)
(*1)合議体: 複数の意思を統合して、意思決定を行う組織