視察2(地域活性化対策 特別委員会)

としひさより

富山県富山市を、大分市議会 地域活性化対策 特別委員会で視察しました。調査事項は『中心市街地活性化計画』、特に『まちなか居住推進事業』についてです。
富山市は、コンパクトシティ(*1)による街づくりで全国から注目されている市です。

担当課の職員さんから説明を受けたあと、以下の質問をしました。
• 中心市街地に人が集まると、周辺部の、特に商業施設が衰退していくという相反する課題が出てくる。富山市では問題は出ていないのか?
 ⇒ 担当者から、「一定の割合(42%)を決めて人口集積を進めている。いま39%だが問題は出ていない」と回答がありました。

大分市も中心市街地活性化とともに、コンパクトシティを目指した街づくりに舵をきろうとしています。「まちづくり交付金」がその第一歩です。まだまだ富山には遠く及びませんが、理想を追い求め、『車がなくても公共交通機関や徒歩で移動が可能な街・一定の地域内で衣食住がまかなえる街』の実現に向け、力を尽くしていきたいと思います。
(としひさ)

(*1)コンパクトシティ: 住宅や公共施設・商業施設等を主要公共交通網の沿線上に集約し、公共交通機関や徒歩で移動が可能な街。行政・福祉サービス等を集約かつ効率化することで、財政負担の軽減がはかれる。

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