キャプテンの意地

としひさより

【全国高校駅伝大会in京都】
大分県代表は、男女とも大分東明高校(大分市)。男子は12年連続21回目、女子は8年連続10回目の出場。
午前10時20分女子スタート、午後12時30分男子スタート。

わたしは、1年分の書類を整理しながら、仕事部屋のラジオで聞いていました。ただ、1区だけはどうしても映像を見たくて、女子のスタートの時は書類整理の手を休め、男子の時はお昼ご飯の時間をスタート時刻に合わせ、1区の区間賞を誰が取るか、ハラハラドキドキしながら観ていました。

レースの結果は、女子が長野東高校、初優勝。大分東明高校は、目標としていた昨年の17位に届かず、惜しくも23位。
男子は岡山、倉敷高校が大会新記録で4年ぶり3回目の優勝。2位長野、佐久長聖高校も、留学生を含まない日本選手だけの日本高校最高記録を奪還。大分東明高校は、目標の8位入賞に一歩届かず9位。昨年の4位を上回ることはできませんでした。

実況を聞きながら、『東明高校、すごい』と思った場面がありました。男子の最終7区。走るのは大分東明を引っ張って来たキャプテン、3年生。9位で帰って来たスタジアムのゴール手前、後ろから来た2年生に抜かれて10位になったというアナウンサーの声。10位か、と思った瞬間、「あっ、抜き返しました」という興奮したようなアナウンサーの声。そのままゴール。『キャプテンの意地』という言葉がすぐに浮かんできました。相手が2年生とは知らなかったかもしれません。わたしには『3年生の意地』という言葉も浮かんできました。

『意地』とは、『自分が思ったことをどこまでもやり通そうとする気持ち(ネット辞書より)』とあります。強い、キャプテンの気持ちに元気をもらいました。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました