押し付けたがる

としひさより

3日前、去年の年末に聞いた言葉がポッと浮かんできました。「脳科学的に分析すると、年をとったら自分の考えを他人(若い人?)に押し付けたがるのが人間」という言葉でした。

浮かんできたのは、議会に向かって運転するカーラジオから流れてきた言葉です。流れていたのはNHKの「らじるラボ」という番組です。パーソナリティーは以前ブログで御紹介したことのある脳科学者 黒川伊保子さん(*1)です。パーソナリティーの話の中から聞こえてきた言葉でした。

具体的に「何歳以降」とか、科学的分析の説明もあったと思います。「押し付けたがる」と聞いた瞬間、ラジオから耳が離れてしまいました。意識が自分自身のことに飛んでしまいました。『自分は若い頃から、自分の考え(価値観)を押し付けたがる傾向にあった。気をつけなければ・・・』、ラジオに耳が戻ったのはしばらくしてからでした。あれこれ想いを巡らせたため、聞いた言葉が正確に頭に残りませんでした。

2日前、議会からの帰り、少し時間ができました。少し遠回りして県立図書館に寄りました。『押し付けたがる』について『著書で確認できたらいいな』と思ったからです。ラジオの聞き逃しサービスは、すでに終了していました。残念ながら、図書館にある黒川伊保子さんの著書は、ほとんどが貸し出し中でした。

お目当ての本を借りられなかったのは残念でしたが、貸し出し中の本の中に、「共感障がい」という本がありました。「共感」は、著者がパーソナリティーを務めているラジオから時々聞こえてくる言葉です。共感障がいとは何か、チョット気になりました。
(としひさ)

(*1)過去に、黒川伊保子さんの言葉(著書:感じることば)について触れたブログ
R3.1.18『褒めるより感謝する』

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