分科会方式

としひさより

翌年度の予算は、
10月上旬予算編成開始 ⇒ 翌年2月予算編成終了 ⇒ 3月市長が議会に予算を提案 ⇒ 3月議会で審議
という流れになります。

以前の大分市議会は、「予算が提案されてくるのを待つ』という印象の時期もありました。提案されてくる前に、議会の要望事項を予算編成に反映するためのシステムをつくりました。勿論、反映するか、しないかは市長・執行部の考え方次第です。

議会が考えた反映するためのシステムの1つが、『分科会方式による市長要望』です。予算を審査した『常任委員会』を、そのまま決算を審査する『分科会』としました。これにより、予算から決算まで、一連の流れとして審査できるようになりました。より議案(予算)に対する理解を深めることができるようになりました。より市民生活に密着した、細部まで目の行き届いた要望にすることができるようになりました。

今回の9月議会で、わたしが分科会長を務める建設分科会では、交通インフラの整備等3つの要望を出すことにしています。明日の分科会で文言等が了承されれば、26日の本会議最終日に決定される予定です。

今年度の要望事項に対する市長・執行部の対応状況、予算への反映状況等について、後日議会で報告を受けるシステムもつくりました。今後は、議会が持つ3つの機能を果たすための新たなシステムを構築し、既存のシステムの精度をあげていく必要があると思っています。
(としひさ)

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