田北調理師専門学校の学生さんと大分市議会議員との意見交換会を開きました。田北調理師専門学校は、文字通り調理を学ぶ専門の学校です。HPには学校の特徴が3つ掲げられています。
1.さまざまな資格が取得できる(*1)
2.深くて広い「料理の世界」を学べる
3.プロフェッショナルの技術に触れる
定員80人の学校です。今回の意見交換会には、1年制コース・2年制コースの23人と、先生3人が参加してくれました。グループでの意見交換の中に先生が入ってくれるのは、以前違う学校が1校だけあったと記憶しています。最近では田北調理師専門学校だけが「教師も参加」という形を取ってくれています。先生方にとっても学生の日ごろの考え方を知る機会になったのではないかと思っています。議員は総勢15人でした。
いつものように議会の仕組みを5分程度説明したあと、5つのグループに分かれて意見交換をしました。わたしのグループは1年制コース1人、2年制コース3人、先生1人、議員3人でした。2年制コース3人のうち、2人から「すでに就職先が決まった(別府市内の有名なホテルと大分市内の老人ホーム)」という話が出た時は大きな拍手が出ました。ほかのグループの議員、学生さんが「何事が起ったのか」とビックリしたようにこちらを見ていました。
この意見交換会は、大分市議会が2011年(平成23年)から取り組んでいる『若年層との意見交換会』の一環で開きました。議会・議員に興味を持ってもらい、若年層の投票率を少しでも上げたいという思いから始めました。学生・生徒さんから質問・意見を受ける傍ら、意見交換会をする目的を学生・生徒さんへ赤裸々(*2)に話しています。
(としひさ)
(*1) さまざまな資格:調理師免許、食品技術管理専門士、専門士、調理師養成施設助手
(通常のコースにプラスして以下のコースを選択すると、さらに多くの資格が取得できます)
ふぐ調理師免許コース。介護食士3級コース、食育インストラクターコース
(*2)赤裸々: つつみ隠しなく。いつわり飾らず。