大分市議会が自ら提案・成立させた『若者応援条例』について、他の市議会の文教委員会が視察に来てくれました。大分市議会を選んでいただいたことに感謝いたします。
大分市議会では、2008年(平成20年)、議会基本条例を可決・成立させて以来、5つの条例(1.議会基本条例 2.子ども条例 3.大分市民のこころといのちを守る条例 4.健康づくり推進条例 5.若者応援条例)を自ら提案・可決・成立させ、市長に対する2つの提言(1.災害対策に関する提言 2.投票率の向上対策に関する提言)をまとめてきました。
規則では、条例も提言も過半数で可決・成立させることが出来ます。これまで、議会として堤案した条例を、過半数で成立させたことはありません。過半数に満たず、成立させることが出来なかったこともありません。全て全会一致で成立させてきました。全ての条例について、全会一致になるまで会議を重ねてきました。市長に対する提言も同様です。
全会一致と過半数では市長・執行部に対する『重み』が違います。最初の議会基本条例の時は全会一致まで数多くの会議を重ねなければなりませんでした。その後、回を重ねるごとにスムーズになり、今では(もちろん条例・提言の内容にもよりますが)、あまり苦労することなく全会一致にもっていけるようになったと感じています。
『大分市議会としてまとめた7つの条例・提言がすべて全会一致』ということも、大分市議会の大きな誇りであり、自慢の1つです。
(としひさ)
(*1)過去に、若者応援条例について触れたブログ
R5.4.26『若者応援条例』R5.3.21『若者応援条例のチラシができました』R5.2.23『若者応援条例ポスター』