事務事業評価

としひさより

中心市街地を循環するバスがあります。大分市がバス会社に委託して運行してもらっています。大分駅、市美術館、県美術館、南蛮BUNGO交流館等の施設を回ります。
1回100円です。(乳児、1歳未満児は無料)1日乗り放題200円という乗車券もあります。終点の要町バス停で乗り継ぐ場合は、乗り継いでも100円です。

昨年9月、大分市議会はこの『中心市街地循環バス運行事業』を『改善の上で継続』と評価しました。
議会からの改善要求は以下の2点でした。
①業務形態の見直し(バス会社への委託以外に運行方法は無いのか等)について検討すること。
②利用者の意向調査で出された意見への対応。

議会が出した『評価』については3月議会(第1回定例会)で、翌年度の予算への反映状況等が報告されます。

きのう(3月21日)、循環バス事業を所管する建設常任委員会に報告がありました。
【対応状況】
①事業形態の見直しについては、他都市の取り組みを調査し、検討を進める。
②利用者意向調査で出された朝夕の増便やルートの増設は、運転手不足の状況により困難。(他2件の報告あり)

以前、大分市議会の取り組みを先進的として視察に訪れた他市議会の議員が、「執行部が議会の評価を尊重してくれるのはうらやましい。うちで大分市議会さんと同じような取り組みをしたら、議会と執行部の大げんかになります」と言っていました。誇張はあると思いますが、大分市議会と大分市役所執行部との信頼関係はしっかり出来ていると思います。
(としひさ)

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