『 かたよらないこころ こだわらないこころ とらわれないこころ ひろく ひろく もっとひろく 』
30年以上前に読んだ本の中に書かれていた言葉です。精神的にいきづまった時、苦しくなった時、心の中でつぶやくようにしています。
以前、ブログに『後悔の気持ちがフッと湧いた時、「ア～ッ」とか「ウッ」とか「ミェッ」とか、自分でも訳の分からない言葉が出ることがあります』と書いたことがあります（ブログR4.2.5）。言葉を発したあとも、後悔の気持ちが消えない時があります。当時のことを思い出し、いろいろアレコレ考えてしまいます。考えが際限なく堂々巡りを始めた時、『かたよらないこころ ・・・ ・・・』と、何度か心の中でつぶやくようにしています。
1つの発見がありました。『取り返しようのない過去を思い出し、後悔の気持ちがフッと湧いた時、いろいろアレコレ考えるのは自分の心を軽くしたいため、誰のためでもない、自分のためではないか。アレコレ考えるのは、（わたしの場合）心を軽くしたいためではないか』と思いました。『自分のためなら、わざわざアレコレ考えなくてもいい』と思った瞬間、心がスッと軽くなりました。
『かたよらないこころ こだわらないこころ とらわれないこころ ひろく ひろく もっとひろく』は、わたしが勝手に入り込んだ暗い闇の中から、わたしを引き出してくれる大事な『かけがえのない言葉』になりました。
（としひさ）
(*1)過去に、『かたよらないこころ…』に触れたブログ
R4.1.23『心とこころ』
