鶴崎駅周辺整備

としひさより

去る2021年(令和3年)11月4日、『鶴崎駅周辺整備基本構想策定委員会』が開かれました。『鶴崎駅』は、大分駅、大在駅に次いで、大分市内で3番目に乗降客が多い駅です。

策定委員会の委員は、土木工学の専門家をはじめ、それぞれ、地域看護学、経済学、交通工学の専門家4名です。今回の会議を第1回とし、2023年(令和5年)3月まで5回の会議を重ね、鶴崎駅周辺整備に向けての基本構想が策定される予定です。

第1回の会議でいただいた主なご意見は以下の通りです。
○駅前広場のバリアフリー化等、整備が必要。
○鶴崎駅と鶴崎支所をつなぐ市道は幅員が狭く、歩道の確保が難しい。バリアフリーで、歩いて楽しい歩道を確保するため、市道の一方通行について社会実験などを踏まえた検討が必要。
○高校生、大学生、子育て世代などの意見も聞けるようなワークショップを実施してはどうか。
○官民の連携や役割分担が大事だが、住民主導でどこまでできるかが重要。
○歩いて楽しい街づくりをしていくことが必要。
○『県都大分市交通円滑化基本方針』で、大分駅―鶴崎間のBRT(*1)導入が検討されている。鶴崎駅前広場にバスが入れるようにすることは必要だが、BRTにおける連節バス(*2)も念頭に検討した方が良いのではないか。

ご意見の中にあった「高校生、大学生、子育て世代などの意見も聞けるようなワークショップを実施してはどうか」を受け、来年2022年の1月下旬~2月中旬、『若い世代と4人の委員さんとの意見交換会の実施』が決定しました。

議会としても、多くの方からご意見を伺う中で、基本構想の是非を判断していかなければなりません。皆さまの『お声』を議会にもお寄せいただきますよう、よろしくお願い致します。
(としひさ)

(*1)BRT : バス ラピッド トランジット Bus Rapid Transit の略。『バス高速輸送システム』と訳されています。システムとしては、例えば、バスが、専用車線を走行するとともに、バス停の間隔を長くして目的地に早く着く等です。連節バス(*2)を使用することが多いようです。
(*2)連節バス : 列車の車両のように、複数の車両をつなげたバス。

*過去に『鶴崎地区のまちづくり』について触れたブログ
6.17『ワークショップ』 7.20『東部地区幹線道路整備』 11.15『ツルリバ

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