BCP(業務継続計画)

としひさより

昨年から、大分県後期高齢者医療 広域連合議会の議長を務めさせていただいています。
広域連合議会は、大分県後期高齢者医療制度(*1)について、その運営等の審査や、制度についての様々な提言を行う組織です。
先月、令和4年度の予算を審議するため、令和4年第1回定例会を開きました。今回の定例会では、通常の案件のほか、広域連合議会BCP策定に向けた取り組みについて、わたしから提案させていただきました。

BCPは、一般的に業務継続計画と訳されています。大規模災害等により、予算議案等の審査ができなくなった場合でも、後期高齢者医療制度の運営に支障が生じないようにする計画が、広域連合議会BCPです。

大分市議会では、すでに2014年(平成26年)3月に制定しています。大分市議会BCP策定にあたっては、議会事務局が、本当に大きな力になってくれました。原案はほとんど事務局が組み上げ、判断が必要な部分についてだけ議員が協議してつくりあげていった記憶があります。
今回の、広域連合議会BCPについては、・・・自分で原案を組み上げてみようと思いました。少しずつ作業を進めています。・・・1か月が過ぎ、いま、自分で原案を組み上げてみようと思ったことに、少し後悔が入り始めています。これまでの経験だけではとても作れません。法律的知識も必要、いろいろな場面を想定する想像力、場面の展開力、企画力等々々、組み上げには、いろいろな能力が必要なことが分かりました。
これまで何度も経験してきたことですが、大分市議会事務局のレベルの高さを改めて実感しています。幸い、まだ十分時間はあります。まだ、もう少し頑張ってから、HELPをお願いするかどうか、決めようと思います。
(としひさ)

(*1)大分県後期高齢者医療制度: 県内在住の75歳以上の方と一定の障がいのある65歳以上の方が加入する医療保険制度です。

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