青年の気づかい

としひさより

きのうは『 誕生日会(ブログR4.11.3) 』でした。時間に余裕があったのでバスで行きました。座ったのは後ろから2番目の席。座席はほぼ満席状態。立っている人は20代くらいの青年が前の方に1人、乗車口近くに1人の2人だけ。

乗車口のすぐ後ろに座っていた人が途中のバス停で降りました。空いた席を見るともなく見ていると、乗車口近くに立っていた青年が座ろうとしてチラッと乗車口の方を見ました。なぜか座るのを途中で止め、つり革につかまり直しました。
一瞬あと、ご高齢のご婦人が乗ってきました。青年が座ろうとしていた座席に腰を下ろしました。青年の視線はスマホから動きません。ご婦人も、青年が座りかけてやめたことに気づいていないようでした。バスが走り出しました。

青年のさりげない気づかいを、ご婦人に教えてあげたくてウズウズしましたが、方法を思いつきません。諦めましたが、バスを降りてからも心はほっこり、ほっこりでした。
(としひさ)

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