言葉の使い方

としひさより

きのうのブログに、「卒業式には、3年ぶりの参列でした」と書きました。(ブログR5.3.3

『参列』の使い方に迷ったことがありました。『卒業式や結婚式に参列だと、お葬式に参列と同じ使い方になる。おめでたい席で参列をつかうのは、ふさわしくないのではないか』と思ったことがありました。議長当時のことです。いろいろな会に出席する中でふと感じた疑問でした。

参列・列席、いずれも『出席』という意味で、言葉の意味自体にはほとんど違いはないと理解しています。ただ、主催者側としてあいさつする場合は『列席』、主催者側ではない場合は『参列』を使っていました。

主催者を代表して、ごあいさつする場合、
「主催者を代表して、御列席(=御出席)いただいた皆さまにお礼を申し上げます」
主催者ではない側を代表する場合、
「議会からも多くの議員が参列(=出席)していますが、代表してごあいさつさせていただきます」
葬儀、結婚式、その他の会でも主催者か、主催者ではないかで、同じ使い分けをしていました。

もう1つ、「御列席」と言わず、「御臨席」がふさわしい時もありますが、「御臨席」はあまり使う場面はなかったと思います。
(としひさ)

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