大分市議会は、昨年12月、『若者応援条例』を自ら提案・制定しました。次のテーマは、議員の総意により『移住・定住の取り組み』と決まりました。改選期(2025年(令和7年)3月)までに議員全員でまとめ上げ、市長に提言します。
大分市の人口は、少しずつではありますが、減り続けています。ピークの2016年(平成28年)47万9,726人だった人口が、2022年(令和4年)には47万6,556人、3,170人の減となっています。周辺部はさらに深刻な状況です。
大分市も様々な取り組みをし、「おおいた」への移住・定住を図っています。その1つが『おおいた 都市広域圏』です。広域圏は、県都大分市と、近隣の別府市、臼杵(うすき)市、津久見市、竹田市、豊後(ぶんご)大野市、由布市、日出(ひじ)町で構成されています。7市1町が互いに協力し、住民が安心して暮らせる魅力的な地域づくりに取り組んでいます。
広域圏発行の『移住 GUIDE BOOK』に掲げられている『おおいたのいいとこgood point !5』は、次の5つです。
1 温泉がある
2 物価が安い
3 子どもがのびのびと育つ環境
4 食がおいしい(特に魚)
5 広域圏内のアクセスがよい
温泉については、県も『おんせん県おおいた』のPRに力を入れています。大分県には全国的に有名な別府温泉や湯布院温泉をはじめ、県内各地に温泉があり、湧出量・源泉数とも全国1位を誇ります。
大分市の具体的な移住支援事業としては、ブログR4.12.3『移住者応援事業給付金』、R5.5.30『移住支援金』に、支援事業の1例として書かせていただきました。
今後は議会として『移住・定住』に焦点を当て、調査・研究。協議検討を重ね、大分市議会らしい提言をしたいと思っています。
(としひさ)
(*1)その他、移住について触れたブログ
R4.1.8『埼玉』R4.4.1『大分市民意識調査』R3.5.22『豊予海峡ルート』