「A・B・C・D」を、「A・B 他」と表記するか、「A・B 外」と表記するか迷ったことがありました。「仲道としひさお問い合わせフォーム」に『お声』をいただいた方とメールしていた時のことです。
テーマは、「認可外保育施設の保育料を無償化(*1)する予算が、来年3月議会に提案されてくる可能性は高いと、わたし(仲道)は思う。予算が議会を通過すれば来年4月から無償化は始まる」でした。無償化の制度を利用するには国の基準をもとに大分市が定めた、「保育を必要とする事由(事実)」に該当する必要があります。定められた事由9つ(その他を除く)の内、お声をいただいた方に該当しそうな3つを列挙した方が分かりやすいと思いました。残りの6つは「ほか」でまとめようと思いました。
ここで、「他」か「外」か、迷いました。いま思えば、ひらがなで「ほか」と書けば何の問題もなかったと思います。
取り敢えず、調べた結果次のように理解しました。
(例文)
①他(ほか)=その場所以外のところ
「どこか他を探す」「他へ行く」
②他(ほか)=それ以外の人や物ごと
「他の人に頼む」「他の方法がある」
③外(ほか):その範囲を超えた部分
「思いの外困難だ」「想像の外の出来事」
④外(ほか):代表的な人プラスそのほかに何名と記載する場合
「委員長 外3名」
お声をいただいた方へのメールには『外』と書きました。間違っていました。「他」が正解でした。
きょう、ブログを書きながら、他か外か、こんがらがってしまいました。入園を担当する市の部局に、「保育を必要とする事由を、もし3つ列挙して6つを『ほか』でまとめるとしたら、担当課としてはどちらの『ほか』を使う?」とアドバイスを求めました。答えは「他」でした。理由は、「『ほか』でまとめた6つの事由も『保育を必要とする事由』の範囲内であって、範囲の外(そと)ではないから」とのことでした。
ほかにも理由はありました。わたしなりの結論としては、『どちらを使うか、理論で覚えようとするとこんがらがる。「外」を使う場合を感覚で覚える。それ以外は「他」、迷ったら「ほか」』となりました。理論好きな仲道としては珍しい結論になりました。
(としひさ)