当て字

としひさより

ブログ(R6.6.8)で「車・自転車をとめる」を「駐める」に変換しようとしました。「停める、止める、留める、泊める、富める」しか出てきませんでした。
調べたら、「駐める」は当て字でした。

当て字とは
「字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用した漢字などの文字。字を当てるのではなく、代わりとなる字を充てるので、充て字(あてじ)と表記されることもある(ウィキペディア)」
と書かれていました。
さらに調べると、「駐める・停める・止める」には違いがありました。
・駐める:ある程度長い時間とめる場合に使われることが多い。
・停める:一時的に車などをとめる場合に使われることが多い。
・止める:動いている物をストップさせる時によく使われる。
(日本語不思議辞典)

そういえば、運転免許の学科試験に「駐車禁止」と「停車禁止」の違いが良く出題されます。
【駐車とは】
・客待ち、荷待ちのための停止
・5分を超える荷物の積み下ろしのための停止
・故障その他の理由による継続的な停止
・運転をする者がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態での停止
【停車とは】
・人の乗り降りのための停止
・5分を超えない時間内の貨物の積み下ろしのための停止
・運転をする者がその車両等を直ちに運転することができる状態での短い時間の停止

これまで「駐車場にとめている車」と書く時は全て「停」を使っていたような気がします。
(としひさ)

(追記)
あすは「460年踊り継がれてきた『本場・鶴崎おどり』について書こうと思います。

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