夜ご飯を食べながら、見るともなくテレビドラマを見ていました。画面から「場面緘黙(ばめん かんもく)」という言葉が流れてきました。漢字のテロップも流れました。初めて聞く言葉でした。
検索すると『他の状況で話しているにもかかわらず、特定の社会的状況において、話すことができない』と定義されていました(日本 場面緘黙 研究会)。
ドラマでは、小学校1年生の女の子が家では楽しそうに話をするのに、学校では口を閉ざしてものを言わず、話しかけられても黙り込んでしまっていました。
検索した他のページには次のような記述がありました。
(発症する年齢)
・5歳未満で症状がみられることが多く、500人に1人の割合で発症している。
・年齢とともに5~10年以内に改善する報告もあるが、10歳までに改善しない場合、慢性化して成人になっても症状が続く場合もある。
(場面緘黙と恥ずかしがり屋の違い)
恥ずかしがり屋の子どもも新しい環境や初対面の人の前では緊張して話せなくなることがあるが、慣れてくると徐々に話し始める。しかし、場面緘黙の子どもは慣れても話すことができず、長期間にわたって同じような状態が続く。
次の日の後援会活動の準備に入ったため、残念ながらドラマを途中までしか見ることができませんでしたが、主人公である学校医の2つの言葉が印象に残りました。
「場面緘黙は親の責任ではありません」
「早く場面緘黙が発見できてよかった」
(としひさ)