子ども科学電話相談で

としひさより

午前中、次の訪問先につくまでの間、選挙後の市議会の問題点についてなど、いろいろなことをシュミレーションしながら車を運転していました。
カーラジオからは、NHKの「子ども科学電話相談」のやり取りが流れています。

考えの合間に、聞くともなしに聞いていたら、えっと思う言葉が耳に飛び込んできました。
小学校3年生の女の子が「悪い子って何ですか?良い子って何ですか?」と質問しています。

こんな哲学的な質問を小学校3年生がする?という軽い驚きと、自分に同じ質問をされたらどう答えようか?という戸惑い・・・。

続いての司会者の質問「どうしてそれを聞きたい気持ちになったのですか」に、その子が「本を読んでいて、良い子と悪い子が分けて書いてあって、どんなことをするのが良い子でどんなことをするのが悪い子かな、と思ったから質問しました」と答えています。
その本には「良い子は好き嫌いなく食べて、悪い子は好きなものしか食べない」と書いてあったそうです。

ラジオを聴きながら、
好きなものしか食べないのは「体に悪い」ことかもしれないけど、「悪い子」ではない?
そもそも「良い子」「悪い子」に定義はない?大人が自分の価値観に合う子を「良い子」、合わない子を「悪い子」と評することがあるだけ?

等々の考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・しました。
ただ、おとなではない、小学校3年生の女の子に「何を」伝えればよいのか?どう伝えればよいか?については、良いと思える考えが浮かばないままです。
実際にその子に会って、話をしながら着地点を見つけていくしかないかな?と思いました。
(としひさ)

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