我が家の犬と猫

としひさより

きょうも、ワンちゃんのご飯をカラスが食べに来ていました(笑)カラスのカーちゃんと名前を付けました。鳥の目から見ると、カラスのメスの羽は紫色に、オスは赤っぽく見えるそうです。私には黒にしか見えず、メスかオスか分からないので「カー君」ではなく「カーちゃん」です。ワンちゃんは・・・ご飯を食べられていてもやさしそうな目?で見ているだけで、吠えたり追っ払ったりする気配は全く見えません。

ワンちゃんは今2匹います。保健所に保護され殺処分を待つだけだった2匹を、小学5年生だった下の息子が「かわいそうだ」と連れて帰ったのが15年前の7月。レオンとシオンという名前になりました。保健所の人の話では、「何匹も放し飼いにされ、近所の子どもたちにいじめられていたのを保護しました。おそらく兄弟犬」とのことでした。人間にいじめられていた記憶が抜けないのか、なかなか慣れてくれませんでした。

我が家には猫ちゃんも2匹います。1匹は、娘が高校生の時、学校の横の側溝をころころコロコロ流れていた子猫を見つけ、一週間たっても飼い主が見つからないと連れて帰ったのが15年前の11月。ワンちゃんたちが来たのと同じ年です。チョビという名前になりました。小さいころからワンちゃんたちと一緒に育ったので、3匹でジャレあっている姿を今でもよく見かけます。

もう1匹は、妻が車で国道197号線を走っていると、前の車が急に止まり、何かと降りてみたら、国道の真ん中、センターラインの上にちょこんと座った握りこぶしくらいの子猫を発見、周りを見ても飼い主の気配はなし、車にひかれては大変と連れて帰ったのが5年前の10月。ベルという名前になりました。今では、寝ている姿はザブトンかと思うくらい大きくなりました。上の息子のおなかの上で寝るのが至福の時のようです。

2012年(平成24年)、動物愛護法が改正され、動物の飼い主等へ、動物を終生飼い、養う責任と義務が追加されました。都道府県に対しても、殺処分がなくなることを目指して、引き取った犬、猫の返還、譲渡に関する努力義務が追加されました。

2019年(平成31年)2月17日、『おおいた動物愛護センター』がオープン。『保健所で保護した犬や猫の返還や譲渡を推進すること、飼い主等に動物を終生飼い、養うこと等の普及・啓発をすること等』が設立趣旨ですが、動物愛護センターがオープンしても、犬や猫の殺処分がゼロになるわけではありません。

『動物愛護のこれから』には、こう書かれています。
殺処分を減らすためには、一緒に暮らす小さな命たちの面倒を、最後までみるという当たり前のことが、身近にできる最良の動物愛護活動です。
(としひさ)

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