協力雇用主

としひさより

電話口から聞こえてきた「就職が決まりました」という声。保護面接対象者から「就職が決まりました」という言葉を聞くと、保護司として少しホッとします。

刑務所出所者等の再犯率について、無職の人の再犯率は、仕事に就いていた人に比べて約3倍高いという調査結果があります。再犯防止のためには、就労支援や雇用の確保がとても重要な要素になっています。

法務省では、『協力雇用主』へのご協力をお願いしています。協力雇用主とは、刑務所出所者等を、その事情を理解したうえで雇用し、自立や社会復帰に協力していただける民間事業主の方々のことです。全国で約2万社の事業主の方々にご協力いただいております。

保護司の立場からも、皆さまのご協力にこころから感謝申し上げます。
(としひさ)

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