委員会視察

としひさより

きょうは、わたしの所属する経済環境常任委員会で、大分県漁業協同組合・荷さばき施設を視察しました。施設は、大分市佐賀関にあります。
往復、マイクロバス(市所有)を使い、車内が密にならないように、また窓を開けて走るなど、感染症対策を徹底して行いました。
視察した施設も屋外施設です。荷さばき施設の『荷』は、魚などの魚介類のことです。漁船から買い取った魚介類を、この施設でさばきます(=整理し、分類します)。

きょう佐賀関に行ったのは、漁業への新型コロナウイルス感染症の影響について、漁業関係者から直接「現場の声」を聴きたかったからです。
特に関アジ関サバ(豊予海峡で漁獲され、大分市佐賀関で水揚げされるアジ・サバのこと。水産品の高級ブランド)の販売額が、令和元年5月は約3,033万円、新型コロナウイルス感染症の影響が出た去年5月は約1,827万円、今年5月も約1,668万円と大幅に落ち込んでいます。
大分市は、漁業関係者に対し、新型コロナウイルス感染症に関連した補助事業を行っています。漁船の燃料費1/2補助です。大変助かっているというお話をいただきました。さらなる支援策及びその必要性について、今後も現場関係者の皆さんと協議を重ねていかなければなりません。

帰りのバスの中で、佐賀関の海を見ながら視察内容を思い返していました。
組合長さんをはじめ、関係者の皆さんとの会話も脳裏に浮かんできます。改めて、皆さん、すごいなと思いました。大きな打撃を受け続けていながら、皆さん、元気まで失ってはいませんでした。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました