決算審査特別委員会

としひさより

きょう午前中は、各分科会に分かれ、まず要望事項についての文言整理を行いました。正副分科会長から出された原案を精査し、成案にまとめました。
続いて、16日に行った事務事業の評価結果(ブログ9.16)について、評価した理由、改善内容、提案事項等をまとめました。
まとめた要望事項と評価結果を、午後開催した決算審査特別委員会の正副委員長・正副分科会長(ブログ9.1)会議にかけ、最終調整を行いました。

今回の要望事項は、新型コロナウイルス感染症への対応や、想定を超える災害に対する体制強化など8項目が提案されました。
事務事業評価については、評価した15事業の内、『拡充7事業』『継続8事業』『終期設定し終了0事業』『休止・廃止0事業』という分科会結果が、各分科会長から報告されました。議会としての結論は、27日の本会議でのわたしの報告を受けて、決定されることになります。

9月議会も最終段階に入り、これまでのところ、令和2年度に市が行った事務事業について、大きな問題は出ていません。
問題は、議会の決算審査の方法、特に事務事業評価の取り扱いにあると思っています。平成24年の導入以降、『試行』が続いています。『本格実施』に移行するのか『中止』にするのか、今まで結論を出せずに来ました。今後も、中途半端な形が繰り返されていく可能性があります。
『試行』では、議会の組織としてのまとまりが弱く、結果として、市長・執行部に対する『押し』も弱くなってしまいます。決算審査特別委員会 委員長として、議員44人と議会事務局の意見をまとめ、この年度に議会としての結論を出さなければならないと思っています。
(としひさ)

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