第17回研究フォーラム 2日目、「地方議会におけるデジタル化の取り組みについて」、3つの議会から報告がありました。デジタル化のトップランナーである茨城県取手市議会からも報告がありました。
取手市議会の報告の中で、特に「会議録視覚化システム」が印象に残りました。会議での発言をAIが聴き取り、内容ごとに発言をまとめ、発言議員を顔写真付きで紹介し、関連項目を線で結ぶなど、視覚的に見やすい会議録になっていました。
大分市議会の会議録は、発言をそのまま文字にし、発言順に並べています。会議の内容・流れは全て読まなければ分かりません。検索も、お目当ての発言を探すのに苦労する時があります。市民の皆さんに「会議録を見てください」と、言いづらい状況です。
取手市議会の会議録視覚化システムは、近い将来パッケージ化されるそうです。もう少し待てば費用もそれほどかからず導入出来るのではないかと思います。導入すれば、市民の皆さんに大分市議会について興味を持っていただけるツールの1つになるのではないかと思います。
(としひさ)