委員会2日目(12月議会)

としひさより

農林水産部の予算に『 農林水産施設 災害復旧費  1憶2,180万円 』が提案されています。

これは、9月19日、大分市に最接近した台風14号による被害について、復旧のための予算を計上しようとするものです。

14号は大型で非常に強い台風でした。大分市内だけでも重傷者1名、軽傷者2名、住宅の一部損壊92件、河川被害57件をはじめ、農林水産施設も459件の被害を受けました。
農林水産施設の被害の内、191件について支援申請を受理しました。申請金額の全部または一部が公費で負担されます。予算総額は、非常用に計上していた1,000万円と合わせ1億3,180万円となります。

自己負担が発生する場合があります。
『①農地被害』、『②畜産被害』、『③園芸被害』の場合です。
発生しないのは
『④農業用施設被害』、『⑤林道被害』、『⑥漁港被害』です。
自己負担割合は、『1カ所の工事請負費が40万円以上の①農地被害』の場合、通常は2割です。市が3割、国5割です。今回、台風14号の被害は激甚災害に指定されました。まだ割合は決まっていませんが、国の負担割合が大きく増える見込みです。

委員会として、災害復旧費を全額原案通り可決しました。12月議会最終日、委員長より委員会審査の結果を全議員に報告し、全議員で可否について審査することになります。

急を要する災害復旧については、議会の審査が終わっている1,000万円で対応しています。12月補正予算が議会を通ったら、他の復旧工事等すぐに発注できるよう準備を進めてほしい旨、個人的に担当課に伝えました。
(としひさ)

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