12月11日、日曜日、第44回明治地区卓球大会を開催しました(ブログR4.12.11)。3年ぶりということもあり、団体戦と個人戦で熱い熱い戦いが繰り広げられました。団体戦は、自治会と自治会の対抗戦です。個人戦は、自己申告で『上級クラス』と『一般クラス』に分かれます。
この日、一番注目を集めたのは『一般クラス』の決勝戦でした。
決勝まで勝ち上がったのは、優勝経験のある常連さんと、なんと初出場の小学生、それもまだ2年生、卓球台からやっと肩が出るくらいの男の子でした。
しかし、見る人みんなが「あの子凄いねぇ~」と感嘆の声をあげる、「すごい」としか表現できないくらいすごい小学生でした。かたや対戦相手の常連さんも、準決勝の相手から「全く歯が立たなかった」とグチられるくらいの選手です。
小学生と大人の対戦でしたが、勝負はやってみないと分からないと思わせる決勝戦になりました。
第1セット、13-11で小学生が先取。スマッシュが決まった瞬間、会場がいっせいにどよめきました。しかし、さすがに優勝経験者です。第2セット、第3セットを取り返し、優勝に王手をかけました。しかし、しかしです。ここから第4セットを小学生が取り、接戦の末第5セットも取り、優勝をつかみ取ったのです。再び会場がどよめきに包まれました。
優勝した小学生は、大喜びするかと思いきや、小さなガッツポーズを取ったのみで、父親のもとに戻っていきました。わたしは、その堂々とした姿を見て、『よし、明治から金メダル選手が出る』と確信しました。
(としひさ)