一番頑張ったのは誰?

としひさより

つけっぱなしのカーラジオから、「なるほど」と思える話が聞こえてきました。視聴者からの相談コーナーでした。相談は、6歳、4歳、2歳の3人の男の子のお母さんからでした。

ある日、クリスマスツリーの飾りつけが終わった後、「一番頑張ったのは誰」と長男君が聞いてきたそうです。長男君が求めている答えは1つです。その時お母さんは疲れ切っていたこともあり、長男とは言わず、「一番頑張ったのは私」と答えたそうです。長男君はその他の場面でも時々一番を聞いてくるそうです。「次男、三男の前でどう答えたらいいか」というご相談でした。「なるほど」と思った答えは、「総合一番を決めなくてよい」でした。例えば、「(ラジオから流れてきた具体例ではありませんが)ツリーが入った箱を玄関から運ぶ時、一番頑張ったのは○○ちゃん(長男)、飾り付けを奇麗にし直した一番は○○ちゃん(次男)」というように、パート優勝を決めればいいという回答でした。

「子どもに対する時だけではない」とも思いました。大人同士でも使えるテクニックだと思いました。回答の最後で、また「なるほど」と思える話が聞こえてきました。長男が、「一番は長男」と言ってほしい時に敢えて「一番は母親」という答えもOKなのだそうです。
(としひさ)

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