大分市男女共同参画センター「たぴねす(*1)」が定期的に発行している啓発誌があります。『~男女共同参画社会に向けて~』と副題が入った『Demain(ドゥマーン)(*2)』という二つ折りの啓発誌です。
最新号(11月号)をみると、『男女共同参画推進団体の紹介』というコーナーがありました。今月の紹介は、『しましま かふぇ』という団体でした。わたしにとっては初めて聞く団体名でした。
Demain(ドゥマーン)の紹介記事と、「しましま かふぇ」のHPから、「しましま かふぇ」をわたしなりに理解しました。
(としひさが理解した「しましま かふぇ」)
育児と介護が同時期に重なることをダブルケアといいます。晩婚化、晩産化、少子化により、子育て中に親の介護が重なり、ダブルケアラーになる方が増えてきています。育児や介護の問題は女性だけが担うことではなく、家族で協力し合いながら社会・地域全体で助け合っていかなければならない大きな問題です。当事者の多くは、「子育てと介護の相談を聞いてくれる場所がない」「ママ友に介護の話はしづらい」と感じています。
「しましま かふぇ」の目的は大きく分けて3つだと思いました。
- かふぇで、同じ様な環境の方々が繋がる。
- かふぇで、情報交換ができる。
- かふぇで、仲間づくりができる。
自分と同じダブルケアラーと話してみたい人、介護が辛くなったと感じている人、毎月1回不定期に対面やzoomで開かれている「ダブルケアカフェ」を利用してみてはいかがですか。「ダブルケアカフェ」は、《話して、放そう》をテーマに、ダブルケアラー(現在進行形の当事者の方とダブルケアラー予備軍の方)の集いの場です。
ちなみに、「しましま かふぇ」の「しましま」の意味を聞いたり調べたりしてみました。
日々の生活の中で
育児と介護を
かわりばんこに担っているって
しましま(ストライプ柄)のよう
という、代表 佐藤さんの思いから「しましま かふぇ」になった
と思いました。
🔶問合せ先
TEL.090₋5020₋0638(代表 佐藤さん)
(としひさ)
(*1)たぴねす:男女共同参画センターの愛称です。 「たくさんのハピネス(しあわせ)」を組み合わせた造語です。公募で決定しました。
(*2) Demain(ドゥマーン):フランス語で「明日」という意味だそうです。