全国の都道府県・市区町村議会の『議会改革度ランキング』が毎年度公表されています。調査・公表しているのは、早稲田大学マニュフェスト研究所です。
大分市議会の過去3回のランキングは次のとおりです。
2022年度(令和4年度)1,416議会中 41位
2021年度(令和3年度)1,355議会中 75位
2020年度(令和2年度)1404議会中 155位
昨年度、順位が上がった要因の1つは、タブレットを導入し、オンライン会議等を可能にしたことだと考えています。デジタル化は大分市議会が遅れている分野の1つです。他の先進議会に比べ、4~5年は遅れていると感じています。
昨年度の41位という順位は、今の大分市議会の現状から考えれば、驚くほどいい順位だと思います。ただ、他の『全国 議会改革度調査』で、過去に全国6位の実績を持つ大分市議会としては、41位に甘んじているわけにはいきません。
ランキングをさらに上に押し上げていかなければなりません。押し上げる要因の1つは『ペーパーレス化』だと思っています。ペーパーレス化の目的は3つあります。
・膨大な資料を持ち運ぶ必要がなくなる。
・資料を簡単に検索できる。
・紙代・印刷代等が削減される。
遅れていた大分市議会のペーパーレス化も、やっと実施する目途が立ちました。来年3月の第1回定例会から、6月の第2回定例会までの試行期間を経て、いよいよ7月から本格実施できるようになりました。
ランキングがどうなるか、楽しみです。
(としひさ)