日本語の解釈

としひさより

議論をする時、日本語の解釈による意見の違いなのか、中身そのものなのか、まず見極めなければならないと思う場面が大分市議会でありました。

事務事業評価(R4.12.26)の区分を増やすか、現行のままでいくかの議論の時でした。
現在、評価区分を5つに分けています。その中で、『改善の上で継続』という区分の捉え方に違いがありました。議員用の解説には、「現行予算の範囲内で事業内容を改善する」としています。この『現行予算の範囲内』の捉え方が人によって違っていました。

通常の捉え方では、100万円の予算であれば『1円~100万円』が予算の範囲内です。
例えば50万円に減額した場合、わたしは「現行予算(100万円)ではないから範囲内ではない」と解釈してしまいました。何人かの議員も同じように解釈しました。
『予算を減額し改善』という区分を新たに設けるべきだと主張しました。結局、解説を「予算を維持し、または縮小したうえで事業内容を改善すべき」と変えましたが、新たな評価区分は加えられませんでした。

わたしの解釈は、日本語の解釈としては間違っています。ただ、感覚的には『範囲外』なのです。
(としひさ)

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