きょう、9月議会は『議事整理日』でした。
議事整理日は、議会事務局が、きのうまで行ってきた分科会審査の内容を整理してくれる『日』です。事務局が整理してくれた内容を、あさって開催する『決算審査特別委員会 第3回全体会』で、分科会長が他の議員に報告し、他の議員から質問を受けたり、討論(*1)が行われたりします。
分科会でまとめられた、市長・執行部に対する8つの要望事項と15の事務事業評価結果(ブログ9.21)の報告は、27日の本会議での委員長報告の中で、わたしが行う予定になっています。
今回評価した15の事務事業の中に、『ふれあい交通運行事業』という事業があり、所管する建設分科会の評価は、『継続』でした。
継続と評価された、この事業の目的は、『買い物や通院、友人とのお出かけ等、日常生活における移動手段を確保します。公共交通機関の利用が不便な地域から、最寄りの路線バスのバス停までを結びます』というものです。現在大分市内に31ルート設定されています。わたしが住んでいる葛木地域にもあります。
『ふれあい交通運行事業』
【対象地域】最寄りの路線バスのバス停から500m以上離れた地域
【運行ルート】最寄りの路線バスのバス停までのルートと途中で停車する場所は、住民の話し合いで決定
【運行日・運行時刻】平日のみ運行。運行曜日、運行時間は住民の話し合いで決定
【運行回数】登録者に応じて、週に6便~20便
【利用対象者】対象地域にお住いのすべての住民
【運賃】1回200円(小学生以下と長寿応援バス乗車証登録者は100円)
【運行方法】登録制・予約制(運行日前日までに1名でも予約があれば運行)。予約人数に応じて、小型タクシー、ジャンボタクシーの車両をふれあい交通車両として運行
『ふれあい交通運行事業』は平成24年度から始まりました。平成28年度までは、対象地域は、最寄りのバスのバス停から1,500m以上離れた地域でした。予約人数も2名以上でした。
それが、住民の皆さまの『声』をきっかけに、平成29年度から【1,500m ➡ 500m】に、【予約2名から】➡【予約1名から】に改正されました。
今後の課題として、前日予約の制限緩和等、考えていく必要があると思います。
再度、皆さまの『お声』をお寄せいただければと思います。
(としひさ)
(*1)討論:議題となっている案件について、評決をする前に、議員個人として賛成・反対の意見を表明すること。