自然・環境の保護活動

としひさより

1996年(平成8年)に、大分市が作成した『OITA・自然観察ガイド』が手元にあります。ガイドには、自然観察が出来る9つのコースが紹介されています。わたしがイノシシと出会った(ブログ8.26)高尾山自然公園も、コースの1つに入っています。25年も前に作成されたガイドですが、9つのコース全て、現在も自然が保護されています。素晴らしいことだと思います。

大分市の自然・環境を保護する活動は、今は、『大分市環境基本条例』に基づき、計画が立案・実施されています。条例の第1条(目的)には、『・・・市、事業者及び市民の責務を明らかにするとともに・・・』と記されています。市、事業者の責務と共に、市民の責務も記されています。

先日、議会へ向かう車のラジオから、『16年前に、全国で初めて「ごみをゼロにする」と宣言した町・徳島県上勝(かみかつ)町』の話題が流れてきました。ラジオのスイッチをONにした時は、すでに番組の終わりの方でしたが、『ごみを45分別している』と聞き、「ウソでしょう」と、かなり驚きました。大分市は、分別数を増やして12分別です。
ラジオを聞いてから数日後、上勝町のごみ収集について検索してみました。素晴らしい取り組みをされていました。45分別が出来る謎も解けました。素晴らしいと思う反面、48万人という人口規模を考えると、大分市での導入はかなり難しいかな、と思いました。ただ、大分市の事業計画立案に当たり、参考にしなければならないキーワードもありました。
キーワードは、『今できることを、町民自ら取り組んでいる。それが上勝町の誇りです』という言葉です。『誇りに出来る事業』、例えば、『ギネスに挑戦 全市いっせいごみ拾い大作戦(ブログ5.31)』は、大分市民の皆さんも達成感が味わえた事業ではなかったかと思います。これまで行ってきた事業にプラスして、「大分市民自らが取り組んで、誇りに思えるような事業は出来ないか」、担当課と一緒に考えてみようと思います。
(としひさ)

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