「建国記念の日(2月11日)」は、「建国記念日」ではなく、「記念」と「日」のあいだに「の」が入っています。「憲法記念日(5月3日)」は、「の」が入っていません。理由があれば知りたいと思いました。ありました。以下のようにまとめてみました。
「建国記念の日」は、歴史的事実に基づいた「建国された日」とは関係なく、単に建国された事実をお祝いするという考え方から「記念日」ではなく「記念の日(お祝いする日)」としたようです。
「憲法記念日」は、何月何日にするか紆余曲折(うよきょくせつ)あったようですが、最終的には日本国憲法が施行された日を記念して、「憲法記念日」としたようです。
試しに「憲法記念の日」と書いて、頭の中で反芻(はんすう)してみました。「記念の日」でも良いのではと思いましたが、「憲法記念の日」「建国記念の日」と並べると、「憲法記念の日」には何となく違和感が出てきました。
今まで、「憲法記念の日」と言ったことはありませんが、「建国記念日」と言ったことはあるような気がします。言い間違えないよう頭の中を整理したいと思います。
(としひさ)