大分市は、都市内分権(市域内分権)を進めています(*1)。都市内分権とは、ひとことで言うと、本庁で持っていた『権限』と『お金』を、支所や地域に移すことです。
R4年度、道路等を整備する権限とお金が、大南支所、佐賀関支所、野津原支所に移りました。モデルケースとして、まず3支所で実施されます。金額はそれぞれの支所に500万円です。
(年間スケジュールの新旧)
【従来】
⇩ 年度当初から6月上旬まで自治会要望を受け付け
⇩ 本庁で実施の可否を整理し、優先順位を決定
7月ごろから順次工事
【モデル事業】
⇩ 自治会からの要望を随時受付
優先順位の判断を支所で行い、事業を実施
例えば、要望の多い里道整備について、これまでは大分市全域で優先順位が決められていました。これからは支所管内で決められていきます。また、受付も6月上旬までではなく、随時受付になりました。整備時期が格段に速くなる可能性があります。
今年4月で、自治会長(自治委員)さんが大勢かわられました。遠慮なく要望をあげてみていただきたいと思います。
(としひさ)
(*1)過去に、都市内分権(市域内分権)に触れたブログ
R3.4.13『地域づくり交付金事業』R4.3.16『これからのまちづくり(市域内分権)』