終戦の日(*1)のきょう、日本武道館で全国戦没者追悼式が開かれました。式典の中で、戦没者の追悼と平和を祈念し、1分間の黙とうがささげられました。
大分市でも、本庁と各支所でサイレンを鳴らし、市民の皆さまに黙とうのお願いをしていますが、あまり知られていないのが現実のようです。毎年正午にサイレンを鳴らしています。(黙とうをお願いするサイレンは、広島に原爆が投下された8月6日午前8時15分、長崎に原爆が投下された8月9日午前11時02分にも鳴らされています)
今年の全国戦没者追悼式に参列を予定しているご遺族は、厚生労働省によると592人でした。その内、36.3%が戦後生まれとのことです。当然のことながら戦争を知らない世代の割合が年々増えてきています。取り敢えず、担当課に3つお願いしました。
1.本庁、各支所で鳴らしているサイレンの意味を、広く周知すること。
1.地区内無線やサイレンをお持ちの地区に対し、無線での黙とうの呼びかけや、サイレンで黙とうの合図を鳴らしていただけないか?お願いすることの是非・可否について、総務課と市民協働推進課で協議する。
1.戦没者の慰霊と平和の尊さを後世に受け継いでゆく方法として、その他の手法はないか関係各課と協議する。
議会としても最大限の協力・努力をする旨、申し添えました。
(としひさ)
(*1)去年の『終戦の日』のブログ(R3.8.15)には、日本は8月15日が終戦の日、アメリカは9月2日が終戦の日と、日米で違うことを書かせていただきました。