先日、ガーデニングコンクール表彰式が、おかばる花公園(*1)でありました。佐藤大分市長と一緒に、わたしも地元議員として出席しました。
開会5分くらい前、小学生くらいの女の子が、ニコッと笑いながら、手を振りながら、ゆっくりと近づいてきました。顔に見覚えがありました。朝のあいさつ運動をしていた時、「まったあしたねぇ」と、毎朝手を振ってくれていた女の子でした(ブログR3.2.1)。彼女もわたしのことを覚えてくれていたようです。
「おばあちゃんのところに、コンクールに入賞したって連絡がきた」「きょうはおかあさんと一緒に来たけど、おかあさん達は花を見に行ってる」
話しながら、わたしの前にチョコンと座りました。わたしの前には、誰でも座れるように、広いビニールシートが敷かれています。わたしと話しながら、お母さんを待つそぶりも、探す様子もありません。
表彰式が始まりました。順番が来て、彼女のおばあちゃんの名前が呼ばれました。彼女は、周りを気にすることなく、迷わずステージに上がっていき、賞状と、副賞の大きな鉢植えの花を抱えて、わたしの前にまたチョコンと座りました。一瞬、孫といっしょに、2人で表彰式に来ているような錯覚に陥りました。気づくと、孫に話しかけるように話しかけていました。
表彰式が終わり、みごとに咲き誇ったチューリップ畑を散策していると、お母さんとおねえちゃんと一緒に歩いてくる彼女とすれ違いました。しあわせそうでした。チューリップに気持ちを癒され、彼女たちにこころを癒された1日でした。
(としひさ)
(*1)過去に、おかばる花公園について触れたブログ
R3.11.23『おかばる花公園』R3.11.25『市長賞』R3.12.15『おかばる花公園(2)』R4.2.26『おかばる花公園(3)』