2021年(令和3年)10月23日、大分市中央通りで『第12回 歩行者天国』が実施されました。続いて、『第13回 歩行者天国』が、12月4日実施されました。勿論、第12回、13回とも、新型コロナウイルス感染症対策に、考えうる限りの準備をし、来場者にもご協力いただいた上での開催でした。
第13回では、議会と市長・執行部が、補助金の是非をめぐって対立した『スポーツ・オブ・ハート』(ブログ10.21)の開催はありませんでした。代わりに
●JR大分駅ぶんぶん号の運行
●大分県主催の『まちなかラグビークリニック』との連携
●ストリートラグビー体験
などが行われました。来場していただいた方は17,000人だったと報告を受けています。
『歩行者天国』を実施してのイベントは、わたしの住む鶴崎地区にも2つあります。
その1つは『清正公二十三夜祭』です。毎年7月23日に行われます。
7月23日は、地区内に建つ法心寺を創建した加藤清正公の命日で、その法要行事として行われます。境内では千燈明や豆茶の接待があり、法心寺のとなりの毛利空桑(*1)記念館ではお茶会も開かれます。
歩行者天国は、鶴崎商店街を南北に分ける国道197号線で実施されます。歩行者天国で開催される様々なイベントは、鶴崎商工青年部の部員が考え実行しています。
現在の名物イベントの1つは、49.23mを徒競走する『国道 1 BAN(こくどういちばん)』です。一般参加に交じって、スポーツ界や陸上界の有名選手も参加してくれます。見ていて見飽きない、迫力のあるイベントです。『49.23m』は、清正公の享年49歳と命日23日を合わせたと、鶴崎商工青年部 第25代三浦会長が教えてくれました。
二十三夜祭は、去年今年とコロナ過で中止せざるをえませんでした。来年は何とか開催できればと願っています。わたしも鶴崎商工青年部OBとして、また顧問として、全力でサポートしていきたいと思います。
(としひさ)
(*1) 毛利空桑: 江戸時代末期から明治時代初期にかけて活躍した豊後(ぶんご)の国大分群高田郷(現・大分県大分市鶴崎)出身の儒学者。熊本藩の飛び地であった豊後の国大分群高田郷常行で、熊本藩の藩医毛利太玄の第2子として生まれる。
*過去に、鶴崎商工青年部の活動について触れたブログ
2021.4.19『鶴崎商工青年部(2)』2021.3.19『鶴崎商工青年部』